リアルパッキングRecorder v3.5.0-Betaが新たにアップデートされました。
今回のアップデートでは、お客様の現場からのご意見を反映し、動作検知機能を搭載いたしました。動きがある時のみ映像記録を行うことで、映像撮影や保存容量を削減し、映像確認時間を効率的に短縮する動作検知機能をぜひご体験ください。
リアルパッキングの動作検知機能は、実際のお客様の現場からのお声をもとに開発されました。
例えば、ある物流センターでは、幹線輸送の積み下ろし作業は実際には10〜20分で完了するにも関わらず、フォークリフトの移動や待機時間まで全て記録されることで、撮影時間が1時間を超えることもありました。また、乾燥食品や食品製造業では、原料を長時間乾燥させたり煮込んだりする工程で、動きがほとんどない区間まで記録され、不要な映像データが蓄積される課題がありました。
このように実際に必要な瞬間よりもはるかに長い録画が発生する問題を解決するため、動きがある時のみ記録し、ない時は自動的に一時停止する動作検知機能が誕生しました。
動作検知機能は、動きがない時は映像記録が自動的に一時停止され、再び動きが検知されると録画が再開されます。従来の撮影開始・撮影終了はそのまま維持され、撮影中の一時停止の有無にのみ影響します。
これにより実際に意味のある作業区間のみが記録され、映像時間が短縮されるとともに、撮影と保存の容量も効率的に削減できます。また、映像確認担当者も不要な区間を継続して視聴したり手動でスキップしたりする必要がなく、重要な内容のみを迅速に確認できるため、業務効率性を向上させることができます。
感度調整が重要なポイントです。高すぎると小さな変化にも反応し、低すぎると実際の動きを捉えられない可能性があります。作業環境に応じて推奨数値を参考に設定してください。
解像度別感度推奨数値
動作検知機能は、特に長時間撮影が必要でありながら実際に意味のある区間が限定的な状況に最適化されています。積載作業を伴う物流センターの入出庫業務、製造工程の特定段階、または伝統的な食品加工業の長時間熟成工程など、数十分または数時間の中で主要工程のみを記録したい場合に特に有効です。
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📌 動作検知機能は、バージョン3をご利用のお客様(2024年以降ご契約)のうち、Recorder v3.5.0-Betaへのアップデートを選択された場合にのみ提供されます。
長時間撮影による容量の無駄遣いや確認時間の増加でお悩みでしたら、新しい動作検知機能をぜひご確認ください。
今後もリアルパッキングは現場のお声をもとに、より実用的な機能を提供してまいります。